2025年3月4日
税理士法人エスペランサの吉田です。
今回は、税理士のお仕事の事を少しお伝えしたいと思います。
例年2月頃になりますと、皆さんからこれから忙しくなりますね?と言っていただき機会が多くなります。実は私ども税理士にとっては、11月頃から始まります年末調整からスタートとなり、各市区町村に給与支払報告書というものを1月末までに提出させていただいています。
また、同じ1月末までに提出する書類として、税務署には法定調書合計表というものを提出しています。これは各法人や個人事業主が、家賃をお支払いしたり不動産の売買をした時にお支払いした手数料を報告したり、給与をある一定額以上お支払いをした場合に支払いをした金額を報告し、後日税務調査等がある時に、受取った法人、個人事業主の売上などとして計上がされているかを確認するために使用するようなものになります。
また、市区町村には、償却資産申告書という書類も1月末までに提出します。これは土地家屋を所有していると納税する固定資産税等に合わせて納税しているもので、法人や個人事業主、また不動産を賃貸している減価償却の対象になっている資産に対して課税されるものになります。
このような手続きを2か月弱の期間内に行った上で、いざ、所得税の確定申告、贈与税の申告というタイミングになります。
まさに、私共の税理士の仕事は、11月から翌年3月まで、何となく寒くなってくると慌ただしくなり、暖かくなってくると、一瞬「ほっと!」出来る、まさに冬に特に仕事が集中している特殊なお仕事かもしれません!
簡単な説明でしたが、こんなことをしてるんだなぁ?と少しでも思っていただき、引き続き税理士法人エスペランサを社員ともども、よろしくお願いいたします。
季節柄、寒暖差が激しく体調を崩しやすい時期ですが、お身体をご自愛ください。
税理士法人エスペランサ 𠮷田博幸