2024年1月30日
2024年よりNISA(少額投資非課税制度)が変わりました。
非課税期間が無期限になったり、年間投資上限が増加したり、何やら良くなったからやったほうが良いのかもという方も多いのではないでしょうか。
顧問先様や身近な友人からも、2023年から新NISAについて質問を受けることも多くなっておりましたが、よく質問を受けるのは「新NISAとiDeCoは何が違うの?」という内容です。
私自身どちらもやっておりますが、両方とも投資信託等で運用して将来的に資産を増やすために使える制度ということでは同じです。
そして、両方とも利益に対する税負担が大きく優遇されている点も同じです。
大きく違うのは、
iDecoは、掛け金(支払った金額)分だけ、その年の税金を減らすことができる一方で、受け取りが原則60歳になるまでできません。
NISAは、掛け金(支払った金額)でその年の税金を減らす効果はありませんが、いつでも解約して現金化することができます。
つまり、老後資金のためならiDeCo、それ以前に資金用途がありそうであればNISAがよいと思います。
また、資金に余裕があれば全て使って運用すれば将来大きく資産を増やせる可能性もあると思います。
他にも違いはありますが、まずはこのあたりを考慮してみてはいかがでしょうか。