2016年4月25日
先日、幸田町にあるももの木保育園主催による
野村万作・野村萬斎 狂言会の鑑賞に行って参りました。
はじめてみるこどもと大人のための狂言会と題しているとおり
はじめに狂言について、簡単な解説がありました。
狂言は喜劇が多いので、観ていて、笑いたいときに、大いに笑ってください、ということでした。
それが役者さんへの評価になり、また励みになるそうです。
その後、二つの演目が上演されました。
「蝸牛」と「棒縛り」です。
「蝸牛」はかたつむりのことで「でんでんむしむし」の囃子言葉が何度もでてきて
こちらも浮かれてしまうほどでした。
「棒縛り」は棒にしばられたまま、何とか、酒を飲もうとする
太郎冠者たちの行いは、見ていてこちらも楽しくなれます。
どちらの結末もまた滑稽で、たくさん笑うことができました。
単純な言動で自然と笑うことのできる幸せを、改めて実感したように思います。