2023年8月25日
ここ最近「新NISA」についてのニュースをよく目にします。
従来からあったNISA(日本版ISA)が2024年以降、抜本的拡充・恒久化が図られ、新しいNISAが導入される予定だそうです。
大きな変更点は新NISAについてのポイントは以下の5つ
①非課税保有期間の無期限化
②口座開設期間の恒久化
③つみたて投資枠と、成長投資枠の併用が可能
④年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円まで投資が可能。)
⑤非課税保有限度額は、全体で1,800万円。(成長投資枠は、1,200万円。また、枠の再利用が可能。)
※金融庁HPより
安定投資、成長投資であっても、より長期投資を前提とするような制度の変更があるようですね。
そもそも投資の利益、配当については原則として約2割の税金がかかるので、①非課税保有期間の無期限化や③つみたて投資枠と、成長投資枠の併用が可能となることにより、⑤非課税保有限度額が1800万円に増えることは嬉しいですね。
しかしながら、現状の制度でもそうですが、NISA枠で発生した損失については損益通算ができないという大きなデメリットもあります。
だからこそ、長期投資でリターンを見込める先を、厳選して投資しなければなりません。
来年2024年の干支は辰、辰と巳の干支に高値をつける辰巳天井という相場格言もあります。これからが楽しみですね。
しかしながら、NISA制度は長期投資がセオリーですからもう少し先を見て投資しましょうか。そして、あくまで投資は自己責任でお願いします。