2022年12月19日
12月も残すところあと10日と少しとなりました。
令和4年でやり残したことがないか、今一度確認と整理をしましょう。
個人事業の方については、決算年度が1月1日~12月31日までとなっております。
青色申告をされている方については毎年12月31日で在庫棚卸や、未収金/未払金の確認をしておいてください。
入金や支払いベースで売上・経費を計上している場合は、この12月31日の整理で、実際の今期分の損益が出てきます。
どこまでを経費とすべきかどうかについては、それぞれの業態・実態により変わってくるかと思いますので、不安な場合はお近くの税理士事務所等にご相談ください。
ふるさと納税や、医療費控除についても令和4年分のものは今回の確定申告で適用することになりますので、そちらも確認しておく必要があるかと思います。
この他、住宅ローン控除、保険金の解約による収入、固定資産の譲渡、退職金などがある場合には確定申告に含める必要が出てきます。
ここ数年で副業や兼業をされている方がぐっと増加しているようですので、確定申告の必要性について気にされる方も多くなってきているかと思います。
「自分は該当するかな?」と不安に思われる方については、一度ご相談ください。
また翌年分の計画を立てることも、この年末年始で行うことかと思います。
白色申告の方がが青色申告に切り替える場合や、専従者給与の増減額を検討されている場合などについては、原則としてその年の3/15までに届け出る必要があります。
こちらも要項をよく確認頂いた上で、何をいつまでにすべきかを検討ください。
この年末は家の大掃除と一緒に、ご自身の事業自体についても一度時間を取って整理して頂き、
今やるべきこと、期限のあるものを明確にしていくとさらなる事業成長につながるかもしれません。
毎日の仕事に追われてできないことを、このタイミングで取り掛かってみてはいかがでしょうか。